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2007年10月

2007年10月26日 (金)

適性試験って なに!

失業中に受講することのできる職業訓練がある。
良い点は、お金儲けでない良心的な訓練で、就職するに当たっての大きな武器になることだ。 訓練費用は、とにかくリーズナブルだ。
ただし、受講者人数の枠が決まっていて、誰もが希望すれば受けることができるいうものではない。

この振り分けに、適性試験がある。
職業訓練内容は、パソコン、経理事務、貿易実務、福祉介護など。
試験内容は、受講しようとする職業訓練によって ポイントが違うようであるが、厚生労働省が作成したテスト用紙で試験が行われる。

ちなみに、今日受けた適性試験の内容は

1. 見開いた図面を折りしろで折るとどんな立体なるのか、5択で選ぶもの。
2. ちょっとした文章の空白にに適切な言葉を選ぶもの。
3. 足し算、引き算、かけ算、割り算で解く算数。

この3つの問題を、おのおの 「鉛筆をもて」「はじめ」でヨーイドンして、2分、3分の間に どれだけ数をこなして回答するか、そして、「終わり」で鉛筆を置く。
試験の説明も含めて約40分の試験だ。

愕然としたのは、年を重ねてしまったせいに違いないが(!?)、全く数をこなすことができなかった。「むかし取った杵柄(きねづか)」も通用しない、さんたんたるものであった。

同年代のぼやきが聞こえる。
「こんな適性検査、訓練とどんな関係があるの」「若い人に有利ねぇ」 ……

さて、適性試験の合否発表は、3週間後だ。 神仏に祈るのみだ。

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2007年10月23日 (火)

元気は、源気。 玄気!

千日回峰の「堂入り」満行。 延暦寺の星野會道 師が達成した。

「すごいなぁ。どこからそれだけの力生まれるのだろう」と思ってしまう。
断水、断食、不眠、不臥の 9日間。人間がなせる技ではない。
それだけでなく、「堂入り」を終盤に はさんで 千日回峰として、塩ゆでジャガイモ 二つ、うどん一 皿、豆腐半丁、これを 一日に二回食べて、山道を一日30キロ、多いときは80キロ飛ぶように走るという。

信仰に身命を賭す決意と信者の祈りがなせる 行だという。

想像がつかないことが多い。 理屈では理解できないことがあるが、でも 事実なのだ。
人間の可能性は 本当に無限だ。

さて、幻冬舎文庫 「気の発見」 にも 「千日回峰」のことがふれられている。
そして、対話者の気功家 望月勇さんの 気功にまつわるエピソードも面白い。猫などの動物が 気功施療受けて動き回るようになったなど、……。

五木寛之さんがいわれるように、「気」はなじみやすい言葉だ。
気質、気分、気配、短気、気象、浮気、気絶、霊気、雰囲気、空気、損気、気持ちが良い・悪い、……
でも、「気」あるいは「気功」とか 深く考えてみたことはなかった。

「元気は、源気。または玄気でもいい」   意味するところは深い。

< おすすめポイント >
健康ブームの中で、自分を、そして、生き方を見つめ直す 格好の手軽な、しかも 内容たっぷりの本だ。

気の発見 (幻冬舎文庫)

著者:望月 勇、五木 寛之

気の発見 (幻冬舎文庫)

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2007年10月19日 (金)

あるがままの命を生かす

Photo 「健康問答」のあとがきのタイトルだ。 医学博士の帯津良一さんが書かれている。 ホメスティック医学の先駆者だ。
ホリスティック医学は、身体、こころ、命が一体となった人間まるごとを、そっくりそのままとらえる医学。 帯津さんの目指す理想の医学だ。

…私たちは虚空より来たりて、虚空に帰る旅人である。

…私たちの内なる命は、虚空の大いなる命の一部なのである。だから私たちの命は、大いなる生命の流れに身を任せて、計らいも捨て、あるがままに生きるのが、本来の姿であり、それが真の養生なのではないだろうか。

…これからの養生は違う。日々、命の場のエネルギーを高め続け、死ぬ日を最高にもっていくのだ。積極的で攻めの養生だ。

…いつの頃からか、心のときめきこそ、養生の要諦であると考えるようになった。

なんか宗教のような響きがするが、納得するところが多い。 そうだ、と思ってしまうのだ。

肩肘を張ったものではないが、医療の現状についても そうだとうなづくことがたくさんあった。
現代医学と 百花斉放(ひゃっかせいほう)の代替療法。
代替療法は大きく分けて8つだという。

1.伝統医学  中国医学など
2.ホメオパシーなどの独自の思想に基づくもの
3.指圧、灸などの手技療法
4.心身相関療法  瞑想、音楽療法、など
5.エネルギー療法  気功、スピリチュアル・ヒーリング
6.食事・栄養療法  サプリメント、断食療法
7.丸山ワクチンなどの薬物療法
8.免疫療法

「…こうであるべき」「…こうすべき」の類の押しつけ、断定がないのは 心地よい。
ただ、結局のところ、それぞれの人が 自分の命を見つめて、養生の仕方を見つけてください ということなので そんなに楽なことではない。

人間まるごと治療する - 魅力いっぱいだ。 命を治療するということだから、 おのずと 社会での人間の有り様も 問題にされるのだろう。

「健康問答」 - 読みごたえのある本だ。

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2007年10月18日 (木)

メンタルヘルス

「大阪女性協会ニュース」(vol.22) を読んだ。

巻頭エッセイは香山リカさん
精神科医・帝塚山学院大学人間文化学部人間学科教授

……「壁もまたよし。これで自分も一人前」と悠然とかまえる心の余裕が、うつ病には最良なのだ。」

そうだ、その通りだ、でもむずかしいことですねぇ。

「働く女性のメンタルヘルス こころと体のバランスを保つために」のタイトルの渋谷英雄さん
臨床心理士、株式会社ピースマインド

……ストレスを溜めこまないためには、うまく折り合いをつけていくことが必要です。そのためには、できるだけ一人だけで頑張ろうとせず周囲からのサポートを得られる環境を作ることが大切です。

とことん信頼できる人、理解してくれる人がいれば前に進むことができますねぇ。本当にそうだと思います。

「メンタルヘルスは元気作り」の清水隆司さん
株式会社JPRONメンタルヘルスケア・ヘルスプロモーション研究所代表取締役・産業医

……(うつとは)「車」に例えると、「アクセル」から足が外せなくなった状態です。ガソリンがなくなり「車」が動かなくなっても、本人自身は「アクセル」を踏む方法でしか「車」を治すことを知らないので、「アクセル」を踏み続け、結果的に「車」が動かない=「直らない」という状態が続きやすいのです。……

この例え、全く その通りだと思います。「アクセル」をはずす勇気がなかなかできないのですねぇ。 思い当たることがあります。 こころと体 -  自分のもののはずですが、なかなか思うようにはなりません。

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2007年10月16日 (火)

和敬静寂(わけいせいじゃく)

Photo 渡會正純さん監修 「ほっとする禅語 70」 の中の一つの言葉。
相手を敬えば 和になれる という意味だそうだ。

「上司暴言で 自殺」は労災 との新聞記事があった。
   (朝日新聞 2007年10月17日朝刊

東京地裁は、会社から暴言を浴びせらあれ、自殺をした会社員に対して労災との判断をした。 この判断が、パワーハラスメントに対する抑制力になればと思う。
 
「会社を食い物 給料泥棒」 「存在がめ障り、消えてくれ」 「おれはおまえがしごとをしないやつだといいふらしたる」など、上司からの暴言……。 ひどいものだ。 うつ症状になり、そして自殺をした。
死んだ人は戻ってこないけれど、司法の判断は職場状況の改善への手助けとなるに違いない。
「利益、利益」 「競争、競争」 「ノルマ、ノルマ」は、多かれ少なかれどの職場にもあることだからだ。 いや、まん延しているからだ。 人を人とも思わない風潮は厳しい。

「和敬清寂」- 敬うべきだとまでは言わないけれど、会社・上司は 部下に対して 人として接するべきだと思う。 こんな当然すぎることが消えかかっている。

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